創業三十周年記念懇談会 激励の言葉
西鉄相談役・大屋麗之助氏
貴重な社会の木鐸
この10年間の不況下、政治も激変する中、清宮社長はじめ社員の皆様が初代長谷川(才次)社長の「正論・正報道・正解説」の信条を貫く運営に努められ、本日を迎えられましたことに敬意を表するものであります。
内外ニュースは、氾濫するメディアの情報を整理するいとまのないわれわれに誠に重宝です。週刊『世界と日本』は重要なテーマを短く整理し、斯界の権威ある人の問題の視点、読み方、意見を伝えてくれます。また、じゅん刊本は、内外ニュース各地の講演会の中から意義あるものを全会員に知らせる企画などで、車中でも読みやすく、ともに高く評価するものであります。
われわれの月例会は、社推薦の各分野で優れた専門家メンバーを講師に招き、会員は1時間半の講演と食事・歓談の例会を楽しみ、内外ニュースを知識と志を高めるよき機会としているものであります。 今、日本社会は世代、官民、業種を問わず道義が廃れ、嘆かわしい事件が後を絶たず、心配に絶えません。日本人の脳の気質が働くことから快楽のほうに移ったのか、あるいは、国や民族の意識が薄れた、世界に珍しい新人類化しているのか。21世紀の日本が心配でなりません。
内外ニュースが今後とも社会の木鐸としてますます発展されることを願い、お祝いの言葉といたします。(拍手)
(週刊「世界と日本」1535号 4面より)
三菱商事相談役・諸橋晋六氏
「正論」語り続けよ
本当のジャーナリストというのは非常に質の高いコモンセンスを身に付けて、そのコモンセンスを勇気をもって言論の行動に移す人が本物の人だと、思っております。清宮社長はまさにそういう方だと思います。また、社会の木鐸としての役割も十分果たしておられるということで、私も日ごろ大変敬服申し上げておる方であります。
これからも清宮社長のリーダーシップのもとに、正論をどんどん語り続けていただきたいと念願している一人でございます。 内外ニュース30周年を心から皆様と一緒にお祝いするとともに、清宮社長のもとに内外ニュースがますますご発展されること、そしてご列席の皆様のご健勝も兼ねて杯を上げたいと思いますので、ご唱和ください。 乾杯!(一同「乾杯!」)ありがとうございました。 (拍手)
(週刊「世界と日本」1535号 5面より)