創業35周年記念懇談会(概要)
内外ニュース「創業35周年記念懇談会・夕食会」は、6月15日夕、東京九段のグランドパレスホテルに安倍晋三首相、海部俊樹、森喜朗両元首相はじめ来賓、会員、執筆者・講演会講師、関係者など約270人を迎えて盛大に開催された。
まず本社清宮会長が、「当社は創業以来言論活動を通じて、国家・社会に奉仕したいと、その道一筋を歩み今日に至った。われわれは先人の教えを踏まえ、世論形成に寄与していきたい」と挨拶。
安倍首相が祝辞に立ち、「祖父(岸信介元首相)、父晋太郎(元外相)、私と3代でこの会で講演している。今回で私は父の5回と並んだが、この記録を伸ばしたい」と前置きし、先のサミットの成果、環境戦略についての日本の提言を語った。さらに年金問題解決や公務員制度改革法案の成立に全力を注ぐと、熱のこもったスピーチをした。
そのあと、海部、森の両元首相が、清宮会長との長い交友関係や政界情勢にふれた祝辞を述べた。
張富士夫トヨタ会長の「マスコミに期待すること」と題する記念講演では、「マスコミは社会の座標軸を示してもらいたい」など、具体的に3つの要望、提言があった。
羽佐間重彰・産経新聞顧問が「内外ニュースのますますの発展を希望します」と乾杯の音頭をとった。懇談会会長を代表して内藤明人リンナイ会長(名古屋懇談会会長)が祝辞を述べ、会は盛況裏にすすめられた。(各スピーチの要旨は別掲)
(週刊「世界と日本」1766号 1面より)