内外ニュース懇談会 講演要約
講演「政界再編―日本の進路を語る」
衆議院議員・たちあがれ日本代表 平沼 赳夫 氏
7月24日開催の内外ニュース東京懇談会で、たちあがれ日本代表の平沼赳夫・衆議院議員が「政界再編―日本の進路を語る」と題して講演し、日本がかかえている問題点と今後について講演した。
2年3か月前、石原都知事命名による「たちあがれ日本」を結成、代表に就任。「日本が危ない」と危機感を訴え①日本復活②打倒民主③政界再編の、3本の旗を掲げる。
「石原新党」結成へ向けた見通しに触れ、尖閣購入計画で石原さん、やる気十分。解散はおそらく11月。それまでに旗幟鮮明(きしせんめい)にしてもらい、保守基調の第3の波を作っていきたいと。
大阪維新の会には「承服しかねる政策もある」が、連携そのものには「小異を捨てて大同につく」石原氏に全てを任せ、期待感を示した。
今年4月発表した自主憲法大綱で「天皇は元首。男系男子の皇位継承」を明記。
125代続いた日本の皇室は、八方十代の女帝がおられたが、女系の天皇は1人もおられない。全世界を探しても125代も続いた皇室(王室)はない。なぜ、日本人はそれを大切にしないのか。
安全保障では「自衛隊は国軍。集団的自衛権の行使」を盛り込んだ。
ところが、総理官邸前の原発反対デモに参加して「思いは同じ」と演説した鳩山由紀夫元首相には、こんなポピュリスト、迎合政治はない。
金融・財政・産業の三位一体となった思い切った経済政策をやるべきだと思う。何もしないで増税したら、ますますデフレは助長されてしまう。消費増税実施まで2年近くある。震災復興を含め積極的な経済政策をやる。
もう一つ大切なのは教育問題だ。読み書き・ソロバンと一般教養を高める教育を徹底してやらなきゃいけないと思う。
※全文はじゅん刊『世界と日本』1216号に収録されます。
また、要約は週刊「世界と日本」1971号に掲載されています。ご参照下さい。
平沼赳夫オフィシャルサイト |
http://www.hiranuma.org/ |
《平沼赳夫代表の講演のポイント》
(1)石原慎太郎さんとともに保守基調の第3の流れを作っていきたい。石原さんが橋下大阪市長と連携をとっている。
ポイント:
いつごろ何をテーマに結集されるか。政界再編はなるのか。
(2)たちあがれ日本は本年4月「憲法大綱」を発表した。天皇は元首、男系男子で継承する日本の伝統を大切にしていきたい。自衛隊を国軍にし、集団的自衛権の行使も認める内容となっている。
ポイント:
自らの「憲法大綱」をどのように広めていくのか。
(3)金融、財政、産業の三位一体となった経済政策を推進する。300兆円規模の景気対策を断行すべきだ。
ポイント:
景気対策のポイント、目玉は何か。
(4)読み書きソロバンと、一般教養を高める教育を全国で展開していきたい。
ポイント:
それらを推進する制度と、人づくりはどうするのか。
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未来に託す国民 (月曜日, 20 8月 2012 14:06)
気骨ある政治家の代表が平沼赳夫さんだと思う。
地味?超保守?だからTVウケしないということからか、マスコミ報道がイマイチ少ないが、石原さんとともに、日本を守っていく精神をつなげていってほしい。
すべてがすべて橋下さんとマッチする必要もでしょう。
常に疑問 (月曜日, 20 8月 2012 14:11)
日本は残念ながら災害大国でもある。インフラ整備による景気策というはひとつの正論なのに、なぜか世論がいまひとつ動かない。なぜだろうか。
純国民 (月曜日, 20 8月 2012 14:22)
「天皇は元首」というのは戦争による妥協的な表現。
日本人は「天皇は日本を創世した神様の継承」ということを忘れてはならない。
はてさて、教育者の何割が認識していることか。
守りたい人 (火曜日, 21 8月 2012 10:29)
日本の格式と伝統をしっかり守ってくれる政治家は、石原さんと平沼さん。
小沢さんも本日は同じはずだが、ある意味マスコミが邪魔をしてるんでしょうね。そういう話になると鈴木宗男さんなんか、すごく不運だと思う。
がんばってほしい (火曜日, 21 8月 2012 10:49)
こういう人こそ真の日本の政治家。
タカ派かもしれないが、社会人経験もしっかりあるので
世間をしっかり知っている紳士なのだろう。
しっかり石原さんと肩を並べてがんばってほしい。